ダイエットやボディメイクのお供に、プロテインを摂取する人もいるでしょう。
しかし、プロテインは単に摂取するだけで痩せたり筋肉がついたりするものではありません。摂り方が悪いと、プロテインで太ったと感じることもあります。
今回はプロテインで太ったと感じる理由や、プロテインの効果的な使い方を解説します。ダイエットやボディメイクにプロテインを活用しようと考えている方は、参考にしてください。
プロテインで太ると感じる理由とは
プロテインにはタンパク質やビタミン、ミネラルなどの栄養素が含まれています。低カロリーで低脂肪、かつ高タンパクなので、ダイエットや筋力トレーニングのお供におすすめです。
しかし、プロテインの摂り方が悪いと栄養が偏り、体重を増加させる原因にもなります。プロテインを味方に付けるため、誤った摂り方に注意しましょう。
プロテインの摂取量と運動量が合っていない
摂取したプロテインは、そのまま体内で筋肉に変わるわけではありません。
トレーニングで負荷がかかった筋組織を修復する課程で、筋肉は育ちます。筋力アップにプロテイン摂取が効果的とされるのは、修復過程でプロテインが重要なエネルギー源となるためです。
しかし、プロテインの摂取量に対して運動量が少ないと、栄養を過剰摂取している状態になります。過剰なエネルギーが蓄積された結果、体重を増加させる場合があります。
タンパク質を過剰に摂取している
日頃から栄養バランスの取れた食事をしており、さらにプロテインまで摂取していると、タンパク質を取り過ぎる可能性があります。過剰なタンパク質が消費されないまま吸収されれば、太る原因です。
プロテインを摂取する場合は1日の食事量や栄養バランスも確認し、タンパク質の摂取量を適切な範囲に収めましょう。
糖質や乳脂肪分を過剰に摂取している
プロテインのなかには、運動時のエネルギー源となる糖質を含むものもあります。また、粉末プロテインは牛乳で溶いたり味をアレンジしたりと、自分好みに飲みやすくできるメリットがあります。
しかし、乳脂肪分や糖質を摂り過ぎると太る原因です。
プロテインを摂取するときはプロテイン量だけでなく、その他の成分も考慮しましょう。
筋肉が付いたことで体重が増加した
プロテインを正しく摂取できていても、体重が増えて太ったと感じることもあります。
脂肪と筋肉を比較すると筋肉の方が重いため、トレーニングの結果、脂肪が落ちて筋肉がつくと体重が増加する場合もあります。
体重をコントロールしつつ筋肉を付けたいなら、運動量と食事を管理するだけでなく、トレーニング方法や頻度も重要です。
なりたい体作りに適したトレーニングに悩む場合は、パーソナルジムで指導を受けるのも効果的です。
プロテインの効果的な摂り方
プロテインは適切な摂り方をすれば、ダイエットやボディメイクに効果を発揮します。
ここからはプロテインの正しい摂り方を紹介します。
運動量と1日の食事量を考えて適切な量を摂取
ダイエットやボディメイクを目的にプロテインを摂取する場合、1日に摂る栄養素は食事だけでなくプロテインも含めて考えましょう。
バランスの取れた食事に、栄養価の高いプロテインまで摂ってしまうと、過剰な栄養摂取で太る原因になることもあります。
パーソナルジムなどで食事の相談をする場合は、プロテインの栄養価も含めて1日の食事を考えてもらいましょう。
一度にまとめてではなく、こまめに分けて摂取
プロテインをはじめとするタンパク質は、一度に大量摂取ではなく、数回に分けて少しずつ摂取する方が効果的です。
トレーニング前後のタイミングにまとめて摂取せず、食事のタイミングも考えて少しずつ摂るようにしましょう。
シーンに合わせたプロテインを選択
ひと言にプロテインといっても、含まれる栄養素や特徴は商品ごとに違います。
食事の置き換えか、トレーニング後の栄養補給かでも、適したプロテインは異なります。シーンに合わせたプロテインを使い分けると、より効果的です。
プロテインの種類
プロテインは主に「ホエイプロテイン」「カゼインプロテイン」「ソイプロテイン」の3種類が存在します。
それぞれの特徴を知って目的に合うもの摂取すると、効果を高められるでしょう。
ホエイプロテイン
牛乳を原料とするホエイプロテインは母乳の成分に近く、水溶性で吸収が早い特徴があります。
そのため、トレーニング後のタンパク質補給に適したプロテインです。
カゼインプロテイン
カゼインプロテインも牛乳から作られていますが、脂肪とホエイを取り除いた不溶性プロテインです。
ホエイプロテインより、ゆっくり吸収されるため、トレーニング後よりも日常の栄養補給に向いています。
夜に小腹が空いて眠れないときにもおすすめで、置き換えダイエットに適しています。
ソイプロテイン
ソイプロテインは、大豆由来の植物性たんぱく質でできています。
吸収がゆっくりなため、カゼインプロテインと同様にダイエットに適したプロテインです。
また、女性ホルモンに似た働きを持つイソフラボンを含むものもあります。美容と健康を意識する女性にもおすすめです。
まとめ
プロテインは、ダイエットやボディメイクに役立つ存在ですが、摂取方法を誤ると太る可能性があるので注意しましょう。
適切な運動量とプロテインの摂取量を考慮し、数回に分けて摂取すると効果的です。
また、プロテインには「ホエイプロテイン」「カゼインプロテイン」「ソイプロテイン」があります。
それぞれ特徴が異なるため、シーンに合わせたものを選べば、より効果を発揮するでしょう。
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