「筋トレで肩こりは治るの?」このような悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
本記事では、肩こりの原因や肩こり解消におすすめの筋トレを紹介します。
肩こり解消目的で筋トレを行う際の注意点も解説しているので、肩こりに悩んでいる方は参考にしてください。
肩こりの原因
肩こりは、首から肩・背中にかけての筋肉が慢性的に緊張した状態です。
筋肉が緊張すると、血行不良となり疲労感や痛みなどの症状があらわれます。
一言で肩こりといっても、原因はさまざまです。ここからは、肩こりの4大原因を紹介します。
運動不足
加齢や運動不足で筋肉量が減少すると、弱くなった筋肉で身体を支えなければなりません。
筋肉量が少なくなると筋肉が緊張しやすい状態になります。
その結果、血流が悪くなり肩こりを引き起こします。
ストレス
一見、無関係と思われるストレスによっても肩こりが引き起こされる可能性があるため注意しましょう。
ストレスを受けると交感神経が興奮して血流が悪化します。
その結果、老廃物や疲労物質が蓄積されて、肩こりを引き起こします。
ストレスによる血行不良は、肩こりだけではなく、全身のさまざまな部位のこりを引き起こすため、ストレスをためないように適度なリフレッシュが必要です。
目の疲れ
長時間、スマホやパソコン、テレビなどを見ていると目が疲れ、目の周りの筋肉が緊張します。
また、コンタクトレンズやメガネの使用も目の疲れに繋がります。
長時間、目を使うと緊張が強まり、ピントの調整機能が低下し、目の不快感が脳へ伝達されます。
その結果、首や肩回りの筋肉をこわばらせ、肩こりの症状があらわれるため注意が必要です。
スマホやパソコンを長時間使用する場合は、なるべく画面から離れ、1時間ごとに休憩をとって目を休ませることを心がけましょう。
長時間の同一姿勢
長時間同じ姿勢を続けると、筋肉が緊張して肩こりを引き起こします。
血行不良を引き起こし、老廃物や疲労物質が蓄積されると、肩に違和感を感じるようになります。
長時間同じ姿勢で作業を行う場合は、定期的に肩や首を回して筋肉の萎縮を予防することが大切です。
また、普段から猫背になっていないか意識しながら生活しましょう。
肩こりは筋トレで治る?
筋トレで肩こりを解消しようと考える方も多いのではないでしょうか。
筋トレで肩回りの筋肉をつけたからといって、必ず肩こりが解消されるわけではありません。
しかし、肩回りに筋肉をつけることで肩の血行を促進し、結果的に肩こりが改善する可能性があります。
慢性的な肩こりは、筋肉の緊張による血行不良が原因です。
肩回りの原因となる血行不良を解消するために、肩回りの筋トレを試してみましょう。
肩こり解消におすすめの筋トレ
肩こりを放置すると、姿勢が悪くなり、不眠や疲労につながります。
また、生活習慣の乱れによって自律神経失調症を引き起こし、精神的に不安定になる可能性があるため、肩こりを放置してはいけません。
ここからは、自宅で気軽にできる肩こり解消におすすめの筋トレを2つ紹介します。
プランク
プランクは、お腹の部分にあたる腹筋を鍛えるトレーニングです。
プランクは、腹筋だけではなく肩回りの筋肉も刺激できます。
プランクは、以下の手順で行いましょう。
1.両ひじをついてうつ伏せになる
2.頭からかかとまでが一直線になるように、つま先と両ひじで身体を支える
3.身体を頭側へずらし肩に体重をかけながら10秒間キープする
負荷をかけたい場合は、片足をあげながら肩に体重をかけましょう。
肩に体重をかける動作が難しい場合は、通常のプランクでも問題ありません。
パイクプレス
パイクプレスは、肩回りにある三角筋や上腕三頭筋を鍛えられるトレーニングです。
パイクプレスは、以下の手順で行いましょう。
1.四つん這いになり肘を浮かせる
2.お尻を高く突き上げ、手足の位置を調整する
3.肘と膝をまっすぐに伸ばす
4.腕で床を押しながら元の位置に戻る
パイクプレスは、膝が曲がると強度が下がってしまうため、肘と膝をまっすぐに伸ばすようにトレーニングしましょう。
間違った筋トレは肩こりを悪化させる
間違った筋トレは、肩こりを悪化させる可能性があるため注意しなければなりません。
筋トレ初心者が、いきなり高い負荷をかけるトレーニングを行うと、肩こりを余計にひどくする原因になります。
いきなり高い負荷のトレーニングを行うのではなく、身体が慣れるまでは軽い負荷のトレーニングを行いましょう。
じっくりと負荷をかけていくことで、肩こり解消につながります。
おわりに
筋トレで肩こりを解消できるのか、詳しく解説しました。
筋トレで肩回りの筋肉を刺激し、血行を促進することで、肩こりが治る可能性があります。
肩こり解消目的で筋トレを行う場合、軽い負荷のトレーニングから始めることが大切です。
いきなり高い負荷のトレーニングを行うと、かえって肩こりが悪化する可能性があります。
軽い負荷のトレーニングで肩回りの筋肉を鍛えて、肩こりを解消を目指しましょう。
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